実際にどんな薬を使うのですか?

 

マンジャロ(1回注射)

1回自己注射する治療薬です。注射を導入するのはハードルが高いですが、注射器が非常によく工夫されており、今まで当院で、自己注射の導入ができなかった人はいません。通常内服薬よりも副作用は軽く、より高い体重減少効果が期待できます。

使い方

週に1回自己注射します。

まずは2.5mgより投与を開始します。食欲抑制などの効果が見られなければ4週間以上を空けて5mgに増量します。その後7.5mg10mg12.5m15mgと段階的な調節が可能です。

副作用

吐き気、胸やけ、下痢、便秘などの胃腸障害が起こる可能性があります。

まれに低血糖や膵炎、胆のう炎・胆管炎などの副作用が出現する可能性があります。

価格(一月分)

マンジャロ 2.5mg 4 20,000円(税込) 

マンジャロ 5mg 4 36,000円(税込)  

マンジャロ 7.5mg 4 52,000円(税込) 

マンジャロ 10mg 4 68,000円(税込) 

 

 

 

 

《当院で使用するマンジャロについて》

未承認医薬品等(異なる目的での使用)

マンジャロは、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。

入手経路等

国内の医薬品卸業者を経由して国内承認薬を仕入れています

国内の承認医薬品等の有無

マンジャロと同成分(チルゼパチド)が、肥満症の治療薬として国内で承認されています。

諸外国における安全性等に係る情報

同一成分がアメリカ食品医薬品局(FDA)で肥満症治療薬として承認されていますが、諸外国でも美容・痩身・ダイエット等を目的とした使用は承認されていないため重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。

医薬品副作用被害救済制度について

万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

 

 

リベルサス(11回内服)

11回服用する飲み薬です。内服で治療を開始できるのが一番のメリットだと思います。

服用方法

1日に1回朝食前に120ml程度の水で服用します。服用後30分程度は飲食を控える必要があります。

この30分は重要で、30分以内に飲食をすると効果が大きく減弱してしまいますので注意してください。

リベルサスは3mgの服用から開始します。4週間お薬を体に慣らしてから、効果に応じて7mgに増量します。7mgで効果が不十分な場合は14mgへの増量も可能です。

副作用

吐き気、胸やけ、下痢、便秘などの胃腸障害が起こる可能性があります。

まれに低血糖や膵炎、胆のう炎・胆管炎などの副作用が出現する可能性があります。

価格(一月分)

リベルサス 3mg 30(11)  12,000円(税込) 

リベルサス 7mg 30(11)  23,000円(税込) 

リベルサス14mg 30(11) 37,000円(税込) 

 

 

 

当院で使用するリベルサス錠について

未承認医薬品等(異なる目的での使用)

GLP-1受容体作動薬は、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。

入手経路等

入手経路等 国内の医薬品卸業者より国内承認薬を経由して仕入れています。

国内の承認医薬品等の有無

GLP-1受容体作動薬であるセマグルチドの注射製剤が、肥満症の治療薬として国内で承認されています。

諸外国における安全性等に係る情報

GLP-1受容体作動薬であるセマグルチドの注射製剤がアメリカ食品医薬品局(FDA)で肥満症治療薬として承認されていますが、諸外国でも美容・痩身・ダイエット等を目的とした使用は承認されていないため重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。

医薬品副作用被害救済制度について

万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。