糖尿病といわれたら、眼、腎、心臓を守る事を考えましょう


糖尿病の症状には、喉が渇く、尿量が多い、手足が痺れるなどが有名ですが、糖尿病と言われて、どれかの症状を持っている方の方が少ないと思います。
逆に症状がないが故に、放置してしまい、いわゆる合併症の眼、腎、心臓、末梢神経の障害が治りにくい程度まで悪くなってしまう方が多くいるのだと思います。
UKPDS 38. BMJ. 317: 703, 1998
UKPDS 38. BMJ. 317: 703, 1998
血糖値が高くなると、臓器の障害の危険が増すことは明らかです。まずはご自身の持っているリスクを判定しましょう。
当院では「治療で糖尿病のリスクを下げるのは当たり前。その上でどのようにして楽しく暮らせるかを患者さんと一緒に考えよう」という方針で治療をしています。
残念ながら糖尿病は薬だけのんでいればそれで治療は十分という病気ではありません。でも、少しのやる気と正しい方法で、楽しくて良いコントロールが達成できると考えています。

2023年度糖尿病患者さんのデータ

2023年の糖尿病患者さんのデータがまとまりました。
クリニック全体として、信じられないくらい良いデータになっています。皆さんの努力の

たまものとして、私たちも誇らしく思っています。

2023/11/10 更新