30代男性、1年半ほど前から総合病院の糖尿病科からご紹介いただいて診せてもらっています。清涼飲料水によって、血糖値340、HbA1c 14.1%から治療が始まったようでしたが、こちらにきた時には、すでにコントロールは良好な状態でした。
「今日のHbA1cは6.6%でしたよ。薬を減らしても大丈夫でしたね。」
「うん、そうだった。」
「そうしたら、薬を一種類にしても大丈夫だったんだから、今度はやめてみてどうなるかってことになると思うよ。」
「うん、だけど、どうしょう。」
「そうだよね、糖尿病は検査してみないと良いか悪いかがわからないから、厄介だね。でも、清涼飲料水を飲まなかったら大丈夫なんじゃないかな。」
「うん、それは大丈夫。じゃあやめてみよう。」
「うん、それが良いと思う。でもさ、検査しないとわかんないんだから、しばらくはちゃんと通ってね。」
「うん、わかった。」
糖尿病は一度治療を始めたら、やめられないと思っている方が多いですが、この方のように、明らかに誘因があって、それをしっかりとコントロールできれば投薬を中止できることもそれほど珍しくはありません。
ただ、生まれ変わったわけではないし、体質はそのままなので、誘因をしっかりと排除しておかないと、また逆戻りしてしまうと思います。
また、重症度評価には、HbA1cの検査が必須になりますので、その値については定期的にチェックすることが必要ですね。

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