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いや、いいです!


60代女性、糖尿病で治療中です。
今日のHbA1cは6.4%、良いコントロールが続いています。
「今日は、6.4%でした。調子はどうですか?」
「大丈夫です。」
「それは良かった、数字が良くても調子が悪かったら何をやっているかわからないですからね。」
「はい。」
「それで、前回は6.8、今回は6.4でしたね。6.5から糖尿病って言おうという基準を下回ってしまいました。なので、薬を減らすオプションもあると思いますよ。」
「いや、いいです!」
「あら、リアクション早いね。どうしてですか?」
「薬を減らしてまた悪くなるの嫌だし。」
「そうですねね、今のんでいる薬は低血糖を起こす危険が少ない薬ばかりなので、このままでもよいと思いますよ。今回はこのまま様子を見ることにしましょう。」
「はい、お願いします。」
糖尿病は本人の生活習慣と薬剤の効果を上手くすりを擦り合わせて、安心快適な生活を目指していく疾患だと思います。
医師としては、なるべく薬は減らしたいのですが、減らすことでまた数字が悪化することもあり、安全が確保されるならば、薬剤を継続するのも良い方法だと思っています。