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5年前とおんなじだからいいんじゃないかな


80代女性、高血圧にて治療中です。腎臓の機能も少し低下してて、SGLT2阻害薬ものんでもらっています。
「体調はどうですか?変わりないですかね。」
「はい、特に変わりないです。」
「前回検査をしてるんですけど、それでみますと、まず少し貧血気味ですね。」
「それ、ずっと前からなんですよね。」
「そうです、あまり変化もないので、このまま様子を見ましょう。」
「はい。」
「あと、腎臓の機能なんですけど、それも少し落ちていてあと30年くらいの寿命なんですよ。」
「そうなのね、30年あれば間に合うかな。」
「どうでしょう、きっと大丈夫かな。ともかく5年前とおんなじだからいいんじゃないかな。」
「そうですね。」
最近良く話題になるSGLT2阻害薬ですが、心不全の患者さんのみならず、腎臓の機能が低下し始めた方にも、非常に良い効果を持つことがはっきりとわかっています。
腎臓の寿命の指標eGFRは年間1ずつ減少するのが標準的なので、eGFRの数値をおおまかな腎臓の寿命と換算できると考えています。
ともかくSGLT2阻害薬のおかげで、5年間の間、腎臓機能の低下が見られないのは素晴らしいことだと思います。