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今回は休薬しましょう


70代男性、高血圧にて治療中です。血圧が低下して、時々立ちくらみがある状態だったので、
上の血圧が130を越えたときだけ内服するように指示してからの受診になります。
前回処方してから、4ヶ月ぶりの受診です。
「ひさしぶりですね。あまり血圧の薬はのまずに済んだんですね?」
「はい、そうです。3日に1度くらい内服していました。」
「そうなんですね、血圧手帳を見せてもらえますか?」
「はい、どうぞ。」
血圧の記録を見ていると、収縮期血圧で1110-130程度で安定しているようです。
「少し血圧が上がっていて、良い感じだと思います。もう少し高くなっても大丈夫かな。
そうそう、立ちくらみはどうですか?」
「立ちくらみはなくなりました。」
「それは良かった。それではこのやり方でやっていきましょう。」
「実は、まだ薬が30個ぐらい残っているんです。」
「そうなんですね、それでは今回は休薬しましょう。」
現在の高血圧治療薬は非常に優秀で、血圧を下げるのに困る患者さんは
ほとんどいなくなっています。ただ、下がりすぎで、立ちくらみなどの症状が
出ることには注意が必要です。
もしも気を失ってしまったら、大きなケガに繋がる場合もあるので、
そうならないように自宅の血圧をきちんと把握するのがとても重要だと思っています。