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塩分を追い出す薬にしてほしい


70代女性、高血圧にて治療中です。11月になって、徐々に血圧が高くなって来たとのことで、定期受診を早めての受診でした。
「そうなんですか、カンデサルタンを6mgにしても血圧下がらないんですね。」
「はい、150−160になることもあります。」
「季節的なこともあると思うのですが、薬を見直した方がいいかもしれませんね。」
「私もそう思っていました。」
「まずは、今のカンデサルタンを8mgにするというのが、一番普通のやり方かと思います。ただ、薬って増やしていってもそれに従って効果が強くなるわけではないので、違った薬を組み合わせたほうがいいかもしれません。」
「そうなんですか。」
「はい、それの方が、効果が高くて、副作用も軽減できると考えられています。」
「なるほど。」
「薬にはいろいろ種類があります。体の中の余分な塩分を出す薬とか、血管の緊張を和らげる薬とか、」
「塩分を追い出す薬にしてほしい。」
「ん!?」
「いや、漬物つけるし。漬物は塩分少く漬けるんですよ、それに息子も好きなの。」
「あのさ、」
「はい、気をつけます。」
日本人の生活習慣にとって、ある程度の塩分をとることは、避けにくいことなのかと思います。高血圧を治療する場合には、なるべく減塩に努めてもらい、それでも過剰摂取になっている場合には、降圧利尿薬と呼ばれる薬がとても効果があると思います。