今日は嬉しいメールをいただいたのでそれを見ていただきたいと思います。
患者さんは長きにわたって高血圧、糖尿病で治療をしていたのですが、諸般の事情で当院からお近くの医療機関へ施設を移されるとのことで、メールをやり取りしていました。これは最後にいただいたメールです。
こんばんは、Kです。
お返事が遅くなりまして申し訳有りません。
勿体ないお返事を頂きましてありがとうございます。
先生からのお返事嬉しくて、嬉しくて感激しております。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
先生とのお付き合いは、かれこれ30年近くに成りますか……
しかし、今こうして振り返ってみますとアッと言う間ですね。
人生ってつくづく短いものですね。
でも、私は工藤先生とお会い出来た事は宝物で心から信頼できる病院の先生とお会い出来たのですから幸せ者です。
人生この先何があるか分かりません。
何時、何処で又先生のお世話に成るかもしれません。
その節は、又よろしくお願いいたします。
7月25日前後に又顔を出して、薬の処方をお願いする予定です。
取り敢えず最後の日でしょうか?
余り大げさに考えずに、さらっとお会い出来れば……と考えていますが……大丈夫でしょうか……全く自信が有りません。
では又、その日を楽しみにしております。
ありがとうございました。
もう恵庭市内で医師としての仕事をして、もう30年を越えようとしています。
恵庭で就職する前は、大学の派遣医として、いろいろなところでお世話になりました。それぞれの所で、一生懸命にやっていたのですが、頑張れば頑張るほど、患者さんとの別れが辛くなってくるので、臨床医として仕事をするなら、なるべく一つのところでずっと続けるのが大事だと考えてやってきました。
同じことを続けるのにも、いろいろな落とし穴があると思いますが、幸い私はそれが得意な方だと思っています。
患者さんとの良い出会いと別れができて、本当に嬉しく思います。
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