70代男性、脳梗塞の後、高血圧と高脂血症の治療中です。
血圧を測ってみると
「186/98ですね。随分と高いんですけれど、どうしたんですか?」
「実は、6月から薬をのんでいないんです。」
「ん?!また、どうしてですか?」
「和田秀樹先生が血圧は200くらいまでは大丈夫だって言っていてので、信じてみようと思っています。」
「そうなんですね。これだけ高くなると、次は脳出血がやってくると思いますよ。」
「脳梗塞じゃなくて。」
「はい。」
少しお話ししましたが、私の意見を聞くつもりはないようでした。
「それでは、血圧の薬を除いて処方すれば良いのですね?」
「はいそうです。」
「わかりました。それでは、次回からはほかの医師から処方してもらってくださいね。」
「責任を持てないからですか?」
「はいその通りです。」
発言力のある和田先生のご意見をあちこちで目にしますが、いずれも『ご自分の体調』ベースでの意見で、科学や医学で必要な、仮説と検証、それによる一般化のプロセスは踏んでいないし、そのつもりもないようです。
ご自分の体はご自分のものですので、お好きにされると良いと思いますが、今後の治療は他院でするようにお願いしました。
私の意見を聞くつもりはないようなので、私にはどうしようもないのですが、和田先生、それで本当に大丈夫ですか?
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