80代女性、高血圧にて治療中です。
今日は薬の袋をたくさん持って診察室に入ってきました。
「薬余ってるの?」
「そうなんです、娘に調べてもらったらたくさん余っていて。」
「薬余っていてももったいないからね、調節しますね。」
「娘がメモを渡せって。」
メモには薬がきちんとのめないようだから、薬を一方化(朝昼晩と分包にして、ひと袋ずつのむようにすること)をしてくださいと書いてありました。
「うーん、娘さんには信用してもらってないみたいだね。」
「薬はちゃんとのんでいるつもりなんですけどねぇ。」
「そうかぁ、でもちゃんと証拠(余っている薬)があるもんね。」
「そうなんです。」
「でも、僕はあなたの味方だからね。」
「ハハハハ、良かったです。」
のまない薬は効かないので、なんとか上手にのめるように工夫をしましょう。
何ヶ月かごとに、余った薬を数えるとどれくらいのめなかったがよくわかると思います。
この方のように、分包にするなどの方法もあるので、それも便利に使ってもらってほしいと思います。
コメントをお書きください