当院では、肥満にお悩みの方へ、新しい薬を用いた自由診療による治療をご提供しています。
肥満治療の基本は食事制限ですが、「言うは易し、行うは難し」と感じる方も多いでしょう。そこで注目されているのが、食欲を効果的に抑えるGLP-1作動薬です。これは糖尿病治療薬として使われており、私もその高い有効性と安全性を確認しています。
当院では、この薬剤を使って、BMI28以上の方を対象にBMI25を目標とした治療を開始します。使用する薬剤は、1日1回内服する「リベルサス」と、週1回自己注射する「マンジャロ」の2種類です。これらは肥満症については国内未承認の肥満症治療目的での使用となりますが、海外では治療薬として承認され、非常に高い効果をあげている薬剤です。
治療は全額自己負担の自由診療で、予約制になります。一月あたりの費用としては、薬剤の量によって開きはありますが、一月あたり2万5千円から5万円程度とお考えになってください。
薬剤の副作用として吐き気などの胃腸障害が起こる可能性があります。また、まれにですが膵炎などの重篤な副作用が出る可能性があります。もし副作用が出た場合には、保険診療は可能ですが、医薬品副作用被害救済制度の対象外となりますのでご留意ください。
ご興味のある方は、以下にあります目次から詳しい内容をご確認ください。また、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。これまでアクセスが難しかった肥満症治療において、皆様のお力になれれば幸いです。