70代女性、高血圧と糖尿病にて治療中です。診察前の採血の結果、HBA1cが6.5%と良好なコントロールでした。
「前回が6.8%ですから、また良くなっていますね。体調はどうでした?」
「大丈夫なんですけど、少し疲れやすい気がします。」
「そうなんですか、何か思い当たることないですか?すごく忙しかったとか。」
「別にそういうことはないんですが、少し血圧が低かったです。」
自宅の血圧記録を見ると、上の血圧が110程度で経過しているようです。
「そうですね、確かに血圧は低めですね。血圧は低い方が血管にかかる負荷が減るので、血管は長持ちするわけですが、あまり低いと血液の流れが足りなくなって、だるくなったり、立ちくらみが起こることがあるんですね。立ちくらみは大丈夫かな?」
「はい、それは大丈夫です。」
「それはよかった。でも、あまり血圧を下げすぎても良いことは起こらないから、血圧の薬を一種類やめてみましょう。それで様子を見てくださいね。」
「はいわかりました。」
高血圧の薬の性能は非常に良いので、どの血圧にでも下げることが可能になっています。ただ、あまり下げすぎても、副作用としての立ちくらみや失神、体のだるさが起こってきます。上の血圧が120以下が続く場合には、薬を減らした方が良いことが多いと思います。
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