自宅の血圧と医療機関や健康診断での血圧が大きく変わる方の続編です。
血圧計をお貸しして、一週間後に再来となりました。
血圧の記録を見ると、ご自身の血圧計と、お貸しした血圧計の数値はほぼ同じなようです。
「そうですね、これを見るとご自宅の血圧計は正確で、しかも高血圧ではないですね。」
「そうですねぇ、でも大丈夫なんでしょうか。」
「確かにご自宅と医療機関などで測る結構違うわけですが、だからといって治療の対象にはならないんですよね。」
「そうなんですか。でも心配です。」
「確かにそうですね。白衣高血圧と呼ばれるんですが、白衣高血圧だから、血管障害が増えるという研究もなくて、大丈夫というのが結論なんです。ただ、白衣高血圧だと思っていても、だんだん自宅での血圧が上がって、高血圧治療が必要になる場合があるので、しっかり血圧は測っておいてくださいね。」
「はいわかりました。」
「何か質問はありますか?」
「健康診断の時、どうしたらいいんでしょう。また血圧が高くなるかと思うと緊張します。きっと血圧も上がると思うんです。」
「ですよねぇ。一つは自宅の血圧測定データを持って行って、それをみてもらうことかな。あとは、一時的に血圧や脈拍を下げる薬をのむ作戦もあります。オリンピックなら失格になりますが、あなたの場合には、まあいいかなって思います。」
「ドーピングってやつですね。」
血圧の診断方法にはいろいろありますが、基本は測定して数字を評価することになります。上腕に巻く血圧計の場合は本当に誤差が少ないと思いますが、こようにあまりに大きく違う方は、基準となる血圧計をお貸ししてくらべたり、24時間型の携帯可能な血圧計で一日の血圧変動を調べる必要があると思います。
血圧の治療はとても大切ですが、必要のない治療は避けないといけないですね。
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